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タイベトジェットエアで“極楽タイの旅”へ<後編>「今から、タイへ」
先日、福岡市内のホテルで行われたタイベトジェットエアの旅行代理店向けアップデートセミナー。2022年7月の福岡―バンコク線開設以来、日本国内でも路線を拡大し、今後さらなる路線拡大を予定している同エアラインのプロダクト、ネットワークに関する情報や、タイ国政府観光庁によるタイ観光をもっと楽しむためのポイントなど、セミナーで聞いた有益な情報をご紹介します。
■コロナ後、最初に福岡―バンコク間を結んだタイベトジェットエア
タイ国政府観光庁福岡オフィスのスダポーン・ワラポン所長によると、2024年1月1日から5月10日までのデータで、タイに入国した数は1315万人。その上位5か国は、中国、マレーシア、ロシア、韓国、インドだったそうです。日本人の渡航者数は36万4000人で、昨年の日本人海外出国者数は960万人。今年は海外出国者数もさらに増えることが予想されるので、タイを訪れる日本人の渡航者数は100万人を超えるのではと期待しているそう。
「2022年7月16日に福岡-バンコク線を開設したタイベトジェットエアは、コロナ後、最初に福岡―バンコク間を飛んでくれた航空会社。我々にとって非常に心強いパートナー航空会社の一つです。タイ国政府観光庁福岡事務所では、今後も旅行代理店のみなさまの協力をいただきながら、タイベトジェットエアと協力し合って、タイへの送客を進めていきたいと思っています」とあいさつをしました。
■タイ観光の現状と魅力
続いて、タイ国政府観光庁 冨松寛考マネージャーから今年度のタイ観光PRの方向性やおすすめのディスティネーションについて説明が行われました。
【タイへの渡航者数】
2023年、日本からタイを訪れた渡航者は80万5000人。今年は4月までで33万人、5月12日までの数字を加えると36万4000人。ちなみに、昨年1年間でタイを訪れた外国人は2800万人でしたが、今年の5月12日までで、すでに1300万人が訪れ、観光収入のベースはすでに2兆円を超えているそうです。コロナ前の2019年に比べても数字が大きく伸びており、4月で6万人弱、5月に入ってから1日平均約2400人が入国していています。ゴールデンウィークの連休初日の土曜日は約5000人もの人が訪れたそうです。
■タイを楽しむための“MUST DO”
タイ国政府観光庁は、「Amazing New Chapter」をコンセプトに、「5F」(フード、フィルム、ファッション、フェスティバル、ファイト=ムエタイ)、「4M」(ミュージック、ミュージアム、マスター、メタ)というタイのソフトパワーを活用したプロモーションを行ってきました。
例えば、フードでは「Hotto Motto (ほっともっと)」にガパオライスのお弁当が登場するなど、話題になりましたが、ほかにもまだ知られていないタイフードがたくさんあります。
フェスティバルでは、毎年4月、タイ国内各地で行われる「ソンクラーン(水かけ祭り)」が2023年ユネスコの無形文化遺産に認定され、今後はタイ観光の大きな目玉になることが期待されています。
ミュージックでは、日本を代表する大型音楽フェス「Summer Sonic」がバンコクで初開催されることに。これは、タイ政府も力を入れており、こうしたイベントをタイに誘致することで、ASEAN全体の文化交流を推進するとともに、タイ観光の促進をしていこうという意図があるそうです。
「Summer Sonic Bangkok」は、東京・大阪で同時解される8月17日(土)、18日(日)の翌週、8月24日(土)、25日(日)に開催。3月末には、LAUV、YOASOBI、LAUFEYなど第一弾出演アーティストが発表されて、既に音楽ファン間では話題になっています。
■北のチェンマイから南のプーケットまで、都市ごとに見どころがいっぱい
「タイは日本の約1.4倍の面積があるため、一度の旅行で全部を見て回るのは難しい」と冨松マネージャー。
キーワードとともに、ぜひ一度訪れてほしい注目の都市を教えてくれました。
【バンコク】…タイの醍醐味
初めての人にも、リピーターの人にもおすすめのタイの首都。食や観光はもちろんゴルフも楽しめます。
タイは、バンコク近郊を中心に国内に270か所以上のゴルフコースがあるゴルフ天国で、夏にかけては、特にゴルフ場の問い合わせが多くなるそう。タイベトジェットエアの「SkyBOSS」なら、航空券にゴルフバッグの料金も無料で付いています。ゴルフ好きには、バンコクに到着後、ハーフラウンドを回ってホテルにチェックインなんて旅行も可能だそうです。
【アユタヤ】(バンコク拠点)…世界遺産
1991年にユネスコ世界遺産に登録されたタイの古都。当時の栄華を今に伝える遺跡群が歴史公園として整備されています。日帰りでも楽しめますが、余裕があれば1泊するのもおすすめだそうです。
【パタヤ】(バンコク拠点)…ビーチリゾート
空港から東へ車で1時間、バスで1時間半以内の場所にあります。バンコク市内からワンデイオプションのツアーもありますが、ノースパタヤやジョムティエン・ビーチにはおしゃれなホテルも増えています。全客室がビーチフロントのプールヴィラになっているジョムティエン・ビーチのホテル「メイソン」は、プールでサーブされる「floating meals」などがあり女子旅におすすめとのこと。
【チェンマイ】…再注目の古都
バンコクの北方約720キロに位置するタイ第2の都市。伝統文化とともに新しい一面も見ることができると、その魅力が再注目されています。
日常の生活文化と地元の人と交流を楽しむツアーや、芸術家が集まる村など、新しいみどころがいっぱいの『タイ・チェンマイ心の底から癒される旅』は以下から。
【プーケット】…ビーチリゾート
タイ南部のアンダマン海に面するタイ最大の島。エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜の美しさから「アンダマン海の真珠」と呼ばれています。
タイベトジェットで行った『タイ・プーケット』視察旅行レポートは以下から。
《前編》タイベトジェットで「アンダマン海の真珠 プーケット」へ
《後編》フォトジェニックな街歩き&トラと一生モノの記念写真!
■毎週木曜日10時からLOVE FMでタイ情報を発信!
2024年5月からLOVE FMで、毎週ゲストを迎えて、タイの魅力について聞くタイ国政府観光庁の提供コーナー「Amazing Thailand!DJ LUEの知りタイ!食べタイ!行ってみタイ!」がスタート。
タイベトジェットエアの協力で、「DJ LUE と行く!週末バンコク満喫旅」(2024年7月5日(金)~8日(月)※2泊4日)も開催するそうです。(※応募は終了) タイの情報収集にぜひチェックしてみてください。
「DJ LUE と行く!週末バンコク満喫旅」
■キャッチフレーズは「今から、タイへ」
観光が目的なら、入国後30日(29泊30日)以内の滞在はビザなしで入国でき、パスポートさえあれば行ける国タイ(ビザ、パスポート、入国時の搭乗券についての注意事項はHPでご確認ください)。出国ゲートでは、日本人パスポートでも自動ゲートを通れるようになり、出国時の審査もよりスムーズになっています。
コロナ以降、なかなか海外に行けていない、あるいは海外旅行自体が初めてという人は、今回のセミナーの情報、そして「Fly From Fukuoka」の情報などを参考にしながら、ぜひタイから海外旅行を始めてみませんか。