NEWS

FFFからのお知らせ

タイベトジェットエアで “極楽タイの旅”へ<前編>新路線も続々開設予定!

オススメ

先日、福岡市内のホテルで行われたタイベトジェットエアの旅行代理店向けアップデートセミナー。20227月の福岡―バンコク線開設以来、日本国内でも路線を拡大し、今後さらなる路線拡大を予定している同エアラインのプロダクト、ネットワークに関する情報や、タイ政府観光庁によるタイ観光をもっと楽しむためのポイントなど、セミナーで聞いた有益な情報をご紹介します。

 

■タイベトジェットエアとは

写真提供:Vietjet Air

 

タイベトジェットエア(VZ)は、ベトナムのベトジェットエア出資会社が運営する格安航空会社(LCC)です。バンコクを拠点に、ベトナム、シンガポール、カンボジア、台北などのアジア太平洋圏を結ぶ路線を展開。手頃な価格、優れたサービスをモットーに、バンコクからチェンマイ、チェンナイ、プーケット、クラビなど、国内線のネットワークも充実しているタイで2番目のLCCです。

日本では、2022年716日、福岡~バンコク間の直行便を週3便でスタート。20232月に、日本で2番目となる就航都市・大阪/関西国際空港(KIX)~チェンマイ線を開設。同年9月 から関西~台北(桃園)経由~バンコクの新規路線を就航し、現在は福岡~バンコク、関西~台北~バンコクがデイリー、KIX~チェンマイが週4便と週18便まで増えています。

セミナーでは、VZを代表し、本社のPHAM TIEN HUNG氏(Deputy Director Commercia)が、「現在は、日本へのインバウンド客が大多数で、日本からのアウトバウンドは12割ですが、このセミナーを機に、日本のみなさまがタイの多様な文化に触れ、思い出を作っていただけるような素晴らしいツアーをつくっていただきたい。2024年、2025年、VZはますます路線を拡張していく予定ですので、そうした計画を今日来場いただいた旅行代理店業界のみなさまとご一緒させていただきたい」とあいさつしました。

タイベトジェット本社から来福したDeputy Director Commercial のPHAM TIEN HUNG氏

 

続けて、タイベトジェットエアの日本総代理店福岡支店 渡辺武セールスマネージャーより、VZの現状とサービスの特徴、今後の予定などが説明されました。

 

■親会社ベトジェットエアと、タイベトジェットエアの概要

ベトジェットエアの日本路線はハノイとホーチミンの直行便があり、週58便を運航。現在、国内シェア41%、国際シェア52%と、ベトナムでの総合的なシェアは1位です。

タイベトジェットエアは、2014年に設立され今年で10年。国内線からスタートし、ここ数年は、国際線の成長も目覚ましく、日本路線は現在週18便。国内線シェアも21%と、タイ国内での存在感も高まっています。

 

【路線】

福岡~バンコク間、KIX~台北経由~バンコク便は毎日運行。KIX(関空)~チェンマイは週4便で、日本発着でチェンマイへの直行便があるのはVZのみ。今年1月には台北経由の札幌/新千歳~バンコク線と仙台~バンコク線を開設し、それぞれ週3便をチャーターベースで運行していますが、年度内にはさらに日本での新路線を開設予定です。

<福岡発着のフライト情報>

〇福岡~バンコク(便名VZ811
毎日08:5512:30
〇バンコク~福岡(便名VZ810
毎日00:3007:55

写真提供:Vietjet Air

その他のフライト情報はタイベトジェットエアホームページを。

 

【保有機材】

これまでメインはエアバスの320321シリーズでしたが、現在ボーイング737MAX50機発注しているとのこと。2024年末からボーイング機の導入が始まり、保有機材の拡大とともに沖縄・東京・名古屋の運行も視野に入れて、新路線の増便を計画しているそうです。

 

【搭乗者数】

2023年に乗客数600万人を超え、2024年はさらに増加傾向。フライト数も毎年順調に増えています。また、LCCとしてはめずしくバンコク・スワンナプーム国際空港をハブとしているのも特徴です。

今後は東南アジアを中心として、中国・オセアニアにも、路線を充実させていく見込みだそうです。

 

【乗り継ぎサービス】

さらにスワンナプーム空港を起点とする乗り継ぎサービス「Sky ConX」導入で、福岡からプーケット、チェンマイ、クラビへ乗り継ぎする際は、経由地バンコクで受託手荷物をピックアップすることなく、目的地でバゲッジを受け取ることができます。また、国内線乗り継ぎ専用入国審査を利用するため、よりスムーズに乗り継ぎができるのもメリットです。このサービスは、福岡~バンコク、バンコク~タイ国内の都市を一緒に発行した航空券が対象となるため、福岡空港でチェックインする際は必ずボーディングチケットが2枚出ているかを確認しましょう。

タイでのローカル都市間のフライトも充実していて、バゲッジサービスも整っているため、バンコクをハブにしなくても、プーケット~チェンマイの直行便などを利用し、海・山リゾートの両方を楽しむことができるのもうれしいですね。

 

【モットー】

タイベトジェットエアが大切にしているのは、「低価格」「安全性」、「定期運航率の向上」。AirlineRatingsがモニターする世界の航空会社385社の中で、「2022年に最も安全な世界の格安航空会社トップ10」にランクインしており、インターナショナル・ファイナンス・マガジンによる「最も乗客に優しいキャビンクルー」の受賞歴もあります。「楽しさと親しみやすさ」をモットーにしたサービスには定評があり、機内でのイベントにも力を入れています。

写真提供:Vietjet Air

 

【運賃形態】

航空券は、ベトナムのベトジェットエアと同様で、「eco(エコノミー)」「Deluxe(デラックス)」、「SkyBOSS」の3タイプ。

eco(エコノミー)…機内持ち込み手荷物:7㎏。受託手荷物、機内食、座席指定、手荷物追加などの追加サービスはすべて有料。

eco(エコノミー)…機内持ち込み7㎏、受託手荷物20㎏まで無料。座席指定無料。優先チェックイン。フライト変更無料。

SkyBOSS…機内持ち込み手荷物10㎏、受託手荷物30㎏、ゴルフクラブセット15㎏まで無料。優先的な座席指定、機内での食事・飲み物は無料、優先チェックイン、フライト変更無料、ラグジュアリーラウンジ(ビジネスクラスのコーラルラウンジ)の利用が可能

※サービスは予告なく変更になる可能性があります。

 

 

【手荷物・座席】

受託手荷物の追加は、15㎏から5㎏刻みで40㎏まで追加可能。

座席指定の種類は、プレミアムシート、フロントシート、非常口シート、ノーマルシートの4種類があり、13列目は、SkyBOSSを購入された乗客のみが指定できる優先シートとなっています

写真提供:Vietjet Air

 

【機内食】

食事から飲み物まで豊富なメニューが揃っており、予約なしでも機内での購入が可能です。ただし、支払いは、日本円(紙幣のみ使用可)またはタイバーツ。日本円で支払った場合もおつりはタイバーツとなるので、ご注意を。

機内食は、グリーンカレーやパッタイなどタイフードも充実

 

タイ国内で使えるSIMカード(299バーツ)が機内で販売されていて、飛行機が到着してゲートに着く間に携帯のSIMカードを入れ替えられるのもとても便利です。

 

■ますます便利になるタイベトジェットエアで、気軽にタイ旅行を満喫!

ホームページには人工知能のチャボットを搭載(chat with Amy)。今後は、日本国内でもポイント制度などをリリースしていく予定だそうです。

ますます、便利になるタイベトジェットエア。最新情報やお得なキャンペーン情報は、SNSで配信されるので、ぜひフォローしてチェックしてください。

 

最後に、「親子会社であるベトジェットとタイベトジェットを利用すれば、タイとベトナムの2か国を一緒に楽しめるツアーなども計画できます。また現在は、福岡からのフライトの9割がバンコク便ですが、11月のロイクラトン祭り2月のチェンマイ・フラワーフェスティバルなど、下半期はチェンマイも人気が高まっています」と渡辺さん。

今年こそ、見どころいっぱいのタイ旅行を、タイベトジェットエアで計画してみてはいかがでしょうか。

 

(関連記事)

タイ・プーケット《前編》タイベトジェットで「アンダマン海の真珠 プーケット」へ