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タイ・チェンマイ 心の底から癒やされる旅 vol1初めてのチェンマイ編

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タイ第2の都市・チェンマイは、「北方のバラ」と呼ばれる美しい古都で、「ラーンナー文化」と称されるタイ北部独自の文化・伝統が花開いたエリア。9月に行ってみると、日常の生活文化と地元の人と交流を楽しむツアーや、芸術家が集まる村など新しいみどころがいっぱい。心の奥底まで染みわたり、じわじわと元気になる旅をレポートします!

【1】福岡空港〜バンコク・スワンナプーム空港で乗り換えてチェンマイへ

今回は福岡空港8時55分発のタイベトジェットエアでチェンマイに向かいました。荷物も福岡空港で預けると、チェンマイまでスルーで行けるので楽々です、福岡空港はチェックインや荷物検査に混雑していることも多いので、早目に到着して手続きをすることがおすすめです。

機内では、ドリンクやフード(事前予約がベター)が販売されています。私はタイティーを注文して、一足早くタイ気分です。

 

現地時間12時35分くらいにスワンナプーム空港に到着、国内線に行き、待望のランチです。
海鮮のガパオをオーダー、ボリュームいっぱいで美味しかったー!

 

チェンマイまで約1時間15分ほどのフライトです。

 

 

【2】 チェンマイ初めてならこうまわろう!

 

私自身は3回目となるチェンマイで、初回はなんと26年前。国境のまち・チェンライとあわせて、ゴールデン・トライアングルをめぐり、バンコクとは違う、自然と伝統が息づく風景に魅了されました。歴史を紐解いてみると、1296年にラーンナー王朝初代メンラーイ王により新しい首都としてピン川のほとりに建設され、この地域の中心として、モン族やタイヤイ族、ビルマ族などさまざまな民族が交流し、「ラーンナー文化」と称されるタイ北部独自の文化・伝統が開花しました。山岳地帯にあり、特に11月〜2月の乾期には、朝晩は少し肌寒いほどの過ごしやすい気候も魅力です。
今回は、その文化を源流とした新しいムーブメントやツアーを紹介しますが、まずは、チェンマイ初めての人が必ずおさえておきたいスポットと楽しみ方をチェックしましょう。

 

◯チェンマイ旧市街、寺院をめぐる

 

四方およそ1.5キロメートルのほぼ正方形の堀と城壁に囲まれた旧市街には、多くの由緒ある寺院が点在しています。ワット・プラシンや旧市街の中心にあるワット・チェディ・ルアンなどがその代表格。城壁外にも数々の歴史ある寺院があり、ワット・プラ・タート・ドイ・ステープにはぜひ足を運んでください。旧市街地の北西にそびえる標高1080メートルのステープ山頂にあり、仏舎利を納めた高さ22mもある金色のチェディ(仏塔)が美しく、またチェンマイ市街を一望できる展望台にもなっています。
今回はあいにく雨で、チェンマイ市街も雲の中でした。でも、久しぶりにこの寺院を訪れて、参拝もでき、読経をきいたときに本当に来てよかったと思いました。

 

■ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ
Su Thep, Mueang Chiang Mai, Chiang Mai 50200
08:00~18:00 (有料ケーブルカーは05:30~20:00頃まで運行)
チェンマイ中心部から車で約40分

タイ国政府観光庁ページ

 

 

◯マーケット&ナイトマーケットをぶらぶら


26年前のチェンマイ旅で、ナイトバザールを散策して感激しました。伝統工芸品や食べ物、かわいい雑貨などがズラリと並び、世界各国からの旅行者が思い思いに歩いて、スタッフと交渉し、ショッピングしていました。
今回は日曜の夕方から夜に開催されるサンデー・マーケットへ。ラチャダムヌン通りが、ターペー門から約1キロ続く歩行者天国となり、日用品から雑貨、衣服、伝統工芸品まで露店がズラリと並びます。私はタイパンツを購入しましたよ。

 

■サンデーマーケット

Rachadamnoen Road

毎週日曜日17:00頃〜24:00頃まで

タイ国政府観光庁HP

 

 

 

◯象と触れ合う エレファント・カフェへ


チェンマイには数多くのエレファントキャンプ(象の保護区)があります。1976年にオープンの「メーサー・エレファント・キャンプ」に行ったことがありますが、今も人気のスポットとのこと。
今回はチェンマイ市街地から西に25km離れたハーンドン地区にある山の中腹に建てられた「エレフィン・ファーム&カフェ」へ。山々の景色が見渡せ、とても気持ちのいいところ。カフェメニューも充実しています。
カフェの前の広場では、象たちがくつろいでいて、餌を購入して餌やりを体験することが出来ます。ゆっくりのんびり時間を過ごしたくなるところです。

■エレフィン・ファーム&カフェ Elefin Farm & Cafe

10001700営業 月曜定休
チェンマイ市街地から車で約45分(ツアーかソンテウを交渉)

公式Facebook

 

 

◯ニマンヘミン通り


チェンマイはこんなにもおしゃれなんだ! と実感するのがこのニマンヘミン通り。約1kmにわたる表通りやそこから派生する数本のソイ(Soi=路地)の両脇には、伝統工芸からインスピレーションを受けた雑貨や、アロマキャンドルショップやブティックやカフェ、ギャラリーが並んでいます。「ワンニマン」もいろいろ集まっていて便利ですよ。

おしゃれなステーショナリーを販売している雑貨ショップ

 

宿泊したイースタンティンホテルの周囲は日本をイメージしたショップやレストラン、コンビニエンス「みさえ」も。ちなみに下のメトロのイースティンタン駅の下にはもちろん地下鉄はありません。福岡の方には馴染みの焼肉・玄風館もあります。

 

 

◯タイ北部の名物料理


チェンマイではタイ北部の料理を味わうのも楽しみのひとつ。バナナの葉で鶏肉・ナス・ハーブを蒸し焼きにしたホー・ヌン・ガイ、ココナツミルクのカレースープに麺が入ったカオソーイ、豚の皮をカリッと揚げたケープムー、「チェンマイ・ソーセージ」とも呼ばれるスパイスが効いたサイウア、などは、代表的な北部料理です。辛いのが苦手という人もマイルドなものが多いので充分楽しめますよ。

 

今回は、ニューウェーブというべき、注目のレストランを取材したので後日紹介します!